ツール / 01

次のパンのための配合。

まずは下の配合から。計算の仕組みを確認してから、必要に合わせて生地重量や加水率を調整しましょう。

シンプルな配合から始める

パン1つ。材料は4つ。

加水率 70% 、生地重量 860 g の配合。

粉
450g
水
300g
成熟したスターター
100g
塩
10g

加水率 100% 、粉と水が同じ重さのスターターを使います。その粉と水も割合の計算に含みます。

この配合を使う

シンプルな生地の材料分量です。発酵と焼成はレシピの手順に従ってください。

計算の仕組み

スターターの中身も計算に含めます。

100 g のスターターには、粉 50 g と水 50 g が含まれます。この生地の粉は合計 500 g 、水は合計 350 g です。

加水率 = 水の総量 ÷ 粉の総量 × 100350 ÷ 500 × 100 = 70 %
塩(%)= 塩 ÷ 粉の総量 × 10010 ÷ 500 × 100 = 2 %

粉の総量 500 g のうち 50 g がスターターに含まれるため、発酵種由来の粉は 10% です。

分量を変えるための計算式

以下の式では、百分率を小数に置き換えます。70% = 0.70 です。

  1. 粉の総量 = 生地重量 ÷(1 + 加水率 + 塩の割合)
  2. スターターの粉 = 粉の総量 × 発酵種由来の粉の割合
  3. スターターの水 = スターターの粉 × スターターの加水率
  4. 加える粉 = 粉の総量 − スターターの粉
  5. 加える水 = 粉の総量 × 加水率 − スターターの水
  6. 加えるスターター = スターターの粉 + スターターの水
  7. 加える塩 = 粉の総量 × 塩の割合

01 / 配合を調整する

小数点にはピリオド(.)を使い、桁区切りは入れないでください。

焼成前の生地全体の重さです。焼き上がったパンの重さではありません。
水の総量 ÷ 粉の総量。
粉の総量に対する割合。
粉の総量のうち、スターター由来の粉が占める割合。
100% は粉と水が同じ重さという意味です。

粉、水、塩、粉と水のスターターを使うシンプルな生地用です。スターターに含まれる粉と水も総量に含みます。

02 / ボウルに加えるもの

860.0g 生地の総量
加える粉
450.0 g
加える水
300.0 g
加える成熟したスターター
100.0 g
加える塩
10.0 g

粉の総量 500.0 g、水の総量 350.0 g。スターター由来の粉 50.0 g と水 50.0 g を含みます。

重量は 0.1 g 単位に丸めています。丸めによるわずかな差が生じる場合があります。瓶や道具に残る分は別に見込んでください。

木のまな板の上で切り分けられた素朴なサワードウパン
写真のクレジット(英語)↗
数字の仕組み

粉は、すべて数えます。

ベーカーズパーセントは、粉の総重量に対する材料の割合です。この計算ツールでは、スターターに含まれる粉も総量に含みます。その水も加水率に含めます。計算で求めたスターターはレシピの一部であり、目標の生地重量に上乗せするものではありません。

粉の総量 = 生地重量 ÷(1 + 加水率 / 100 + 塩の割合 / 100)
スターターの粉 = 粉の総量 × 発酵種由来の粉の割合 / 100
スターターの水 = スターターの粉 × スターターの加水率 / 100
加える粉 = 粉の総量 − スターターの粉
加える水 = 粉の総量 × 加水率 / 100 − スターターの水

860 g の生地を作る基本配合

粉 450 g、水 300 g、スターター 100 g、塩 10 g で、生地は 860 g になります。加水率 100% のスターターには粉 50 g と水 50 g が含まれます。つまり粉は合計 500 g、水は合計 350 g で、加水率は 70% です。これらは生地の分量です。発酵と焼成は、レシピの手順に従ってください。

スターター 20% と、発酵種由来の粉 20% は違います。

この入力欄は、粉の総量のうちスターターの中にある粉の割合を表します。加水率 100% のスターターでは、発酵種由来の粉が 20% なら、スターターの量は粉の総重量の 40% に相当します。レシピに「スターター 20%」とある場合、どの粉の量を基準にしているか確認してから入力してください。

計算ツールで分かること、分からないこと

このツールは、粉、水、塩、粉と水で作ったスターターを計算します。油、卵、牛乳、砂糖、その他の材料や、炊いた穀物に含まれる水は別途計算する必要があります。目標重量は焼く前の生地重量です。焼き上がったパンは水分が減るため軽くなります。計算上成立する配合でも、適切な硬さや発酵を保証するわけではありません。

感覚で加水率を決める前に、信頼できるレシピから始めましょう。次の調整に明確な目的を持たせるために、粉、生地温度、観察したことを記録してください。

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参考資料と計算方法

式はベーカーズパーセントと材料の重量収支に基づきます。分量を計算するもので、生地の成熟度や焼成結果を予測するものではありません。